梅雨時に聴きたい曲

キウイ飯です。梅雨ですね。

梅雨ってのは雨ばっか降るくせに気温は下がんないままジメジメしてちょっと晴れたと思って久しぶりに傘を置いて出かけようものなら夕方にはビッチョンビッチョンになるゴミみたいな時期ですね。

しかし世の中のアーティストっていうのは凄いもので、憎き雨という現象を死ぬほどカッコよく歌い上げてしまいます。

というわけで私キウイ飯が気分の落ち込みがちな梅雨時に聞いて乗り切ってる曲を紹介します。

梅雨の淡さをこれでもかという程ボーカルの曽我部恵一がエロさを出してねちっこく歌い上げる。マジで聴くたびにため息が出る。

サビの入り方カッコ良すぎるだろ…めっちゃグルービーで梅雨の休日の昼間なんかのイメージ。

この曲が収録されてる「東京」は名盤なので他の曲もおススメです。

「雨」をセルフカバーしたバージョン。原曲も言葉の美しさが前面に出ててすごく好きなんですが、どちらかというとダウナーな曲なので原曲に奥行きを持たせつつ後半にかけてめちゃめちゃ加速して盛り上がるという超高度なことをやってのけたこちらのバージョンを紹介します。

最初は原田郁子のギリギリの歌い方でグッと曲に引き込んだ後3:30くらいから第一波みたいなのが来て5分過ぎくらいからはもういろんな感情がなだれ込むような音の波が来ます。最後の方なんかはもう雨の中を走り出したくなるような気持ちになる。

あとスタジオセッションがめちゃめちゃかっこいいです。絶対見て。

キリンジの曲の中でもキリンジというバンドを聴かせるにはもってこいという程に個性が出まくってる曲です。好きな曲って結構時期的に変動するものですが私はキリンジの好きな曲3つ挙げろと言われたら絶対この曲を入れるくらい好きです。

「喧嘩したカップルが大雨にはしゃいで仲直りする」という雨を仲直りのきっかけにしてしまう弟の歌詞に兄の書いた印象的なコード進行が見事に融合して大雨を爽やかにしてしまったというとんでもない曲です。あとaikoがコーラスで参加している。

本当にこの曲に出会ってから雨の日の気分が変わりました。出会う前後を「毛布前」「毛布後」と名付けたくなるくらい凄い曲です。

余談ですがこの曲をループして聴き続けて3日で11ページ原稿を書き終えた奴がいます

アルバム「シンシロ」の1曲目なので何かが始まりそうなワクワク感があってかっこいい。サカナクション自身もライブの出囃子とかに使ったりしてましたね。

この曲は踊りだしたくなる程ゴリゴリにアッパーなので朝に元気出したい時とかに聴きたいですね。ファンの間では同じく雨にまつわるAme(A)という曲の方が人気だったりするのでそっちも併せて聴くと良いでしょう。ていうかサカナクションは雨の曲めっちゃあるわ。

私は初めて買ったサカナクションのアルバムがシンシロで、再生した押した瞬間これが流れてきてそれ以来ハマりっぱなしなので個人的に思い入れが強くて好きな曲です。

笑っていいとものテーマ曲（ウキウキWATCHING）の作曲で知られる伊藤銀次の曲。

元々は1975年にあの山下達郎率いるシュガー・ベイブに2ヶ月だけ在籍していた際に作られた曲で本来シュガー・ベイブの2ndアルバムに収録されるはずだったらしい。実はホーンとストリングスに坂本龍一が参加しているというものすごい曲。

大人の雰囲気の落ち着いた曲でありながらサビで大貫妙子のコーラスが入ってからの重厚感がなんとも言えない…あと間奏のピアノの哀愁とカッコ良さがすごく良い。

ちなみにEPOによるアレンジバージョンがあり、そちらでは作詞に山下達郎が加わり伊藤銀次自ら編曲を行なっていて聴き比べると面白いですが、残念ながらSpotifyにはなかったので是非探してみて下さい。

ご存知ポルノグラフィティの中でもファン人気がめちゃめちゃ高い曲。カップリング曲でありながら毎度のことだけどまぁ〜クオリティが高い。

詞全体が天気職人という人が天気を作る前提で進むという絵本のような優しい世界を描いていて、聴いてると雨にも意味があるんだなぁと納得できてしまう。

雨で傘壊れただとか洗濯物濡れたとかそういう時にこそ聴きたいですね。ポルノの空想の描き方は本当に上手い…

こんな感じで6曲適当に紹介しました。ぜひ私宛に感想の共有とかコメントに好きな雨ソング書いたりとかしていただけると嬉しいのでそういう事やっていきましょう。

この記事書いてて楽しかったので、次また季節にまつわるオススメのプレイリストとか紹介してみたいと思います。キウイ飯でした。

キウイズム